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木戸幸一 内大臣の太平洋戦争 (文春新書)

, 川田 稔

木戸幸一 内大臣の太平洋戦争 (文春新書) は 川田 稔 によって作成されました 各コピー1320で販売されました. Le livre publié par 文藝春秋 (2020/2/20). Il contient 257 pages et classé dans le genre genre. Ce livre a une bonne réponse du lecteur, il a la cote 4.6 des lecteurs 3. Inscrivez-vous maintenant pour accéder à des milliers de livres disponibles pour téléchargement gratuit. L'inscription était gratuite.
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木戸幸一 内大臣の太平洋戦争 (文春新書)本pdfダウンロード - 内容紹介 なぜ日本政治は軍部に引きずられたのか? 昭和史最大の謎を解く鍵を握る人物が木戸幸一だ。 昭和日本の運命を決する重大な岐路には、必ず彼の姿があった。 開戦時から終戦時まで内大臣をつとめ、東条内閣の生みの親。 木戸孝允の子孫、昭和天皇最側近のひとりにして、 昭和史の基本文献として知られる『木戸日記』を書いた木戸だが、 彼がいかなる政治認識を持ち、重要な局面で何を行ったか、 正面から論じた著作は少ない。 満州事変、二・二六事件から終戦まで、昭和の岐路に立ち続けた木戸を通して、 昭和前期、日本が直面した難局が浮かび上がる。 ロングセラー『昭和陸軍全史』をはじめ、永田鉄山、石原莞爾、浜口雄幸などの評伝で 定評がある著者が描く昭和史のキーパーソン初の本格的評伝。 【内容】 満州事変 内大臣秘書官としていち早く陸軍情報を入手 陸軍最高の戦略家・永田鉄山との交流 二・二六事件 反乱軍鎮圧を上申 日中戦争 トラウトマン工作に反対 「軍部と右翼に厳しすぎる」昭和天皇に抱いた不満 三国同盟と日米諒解案は両立できると考えていた 独ソ開戦という大誤算 日米戦回避のためにあえて東条英機を首相に 「聖断」の演出者として ほか 内容(「BOOK」データベースより) 木戸孝允の子孫で、日米開戦前から終戦まで内大臣を務めた木戸幸一。彼の軌跡をたどると、陸軍との深い関係、対英米協調路線への反発など、意外な姿が浮かび上がる。その一方で、日米戦回避、終戦に尽力した“天皇側近”の複雑な思考と行動に迫る、初の本格評伝。 商品の説明をすべて表示する以下は、木戸幸一 内大臣の太平洋戦争 (文春新書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
木戸幸一の伝記でもあり、戦前戦中日本の政治史でもある新刊新書。387頁。概略第1章満州事変と二・二六事件・・内大臣秘書官長としての木戸。二・二六事件で、反乱軍鎮圧に集中することを主張。第2章近衛内閣入閣と日中戦争・・昭和12年6月第一次近衛内閣の文部大臣→厚生大臣兼任→文部大臣。トラウトマンによる日中戦争和平工作に批判的。連戦連勝している側からの講和提議は混乱を招き不適切と主張。天皇が右翼の思想に理解のないことを嘆く。第3章「宮廷の要」内大臣就任・・政治家が平和維持、不拡大主義にとらわれ、将来の計画がないことを批判。軍人のように計画を持ち、国力の進む方向を指導する必要がある。イギリスの勢力の駆逐は必要と発言。昭和15年6月内大臣就任。元老西園寺は木戸の右傾化に危惧。同年7月第二次近衛内閣成立。第4章三国同盟を容認・・昭和15年9月北部仏印進駐。アメリカが対日屑鉄全面禁輸。同月日独伊三国同盟締結。木戸も事実上賛同し、容認。第5章日米諒解案をめぐって・・昭和16年4月日ソ中立条約調印。同月「日米諒解案」届く。木戸と近衛は、アメリカの参戦は防ぎつつ、独伊との友好関係は維持し、大東亜共栄圏は建設すると考えていた。陸海軍とも諒解案容認の方向だが、松岡が反対。6月独ソ戦開始。日米交渉中断。第6章独ソ戦という誤算・・独ソ戦対応の陸軍方針が、対ソ武力行使と静観論に割れたが、近衛と木戸は静観論に追随。アメリカの対日対応は厳しくなり、日本が南印に武力威嚇進駐した結果、近衛も木戸も予想外であった石油全面禁輸となった。木戸も近衛もドイツとの提携を打ち切り、アメリカとの関係を改善することを考え、近衛が日米首脳会談を提案し、木戸も同意した。第7章日米首脳会談の挫折・・しかし、アメリカの対応は硬化し、提案は合意不可能な内容で、首脳会談開催の見込みはなくなった。御前会議。外交が主で、やむを得ざる場合は戦争。第8章なぜ東条を選んだのか・・東条陸相が中国からの撤兵拒否。近衛内閣総辞職。木戸は後継首班に東条英機を指名。理由は、海軍が戦争の自信がない以上、東条が御前会議を白紙還元して、中国からの撤兵を考えてくれることを期待したから。しかし、嶋田海相が突然開戦決意に転換し、事実上日米開戦やむなしに至った。第9章木戸内大臣の゛戦争”・・東条の戦争指導を宮中から支える。第10章「聖断」の演出者として・・木戸の歴史的役割において、高い評価を受ける部分。私的感想〇木戸の公的、政治的生活は書かれているが、私的生活については何も書かれていないので、伝記としては不十分。木戸内大臣を中心に据え、政治軍事指導者(近衛、松岡、東条、梅津等)、天皇を周辺に配置した戦前政治史ということになるだろう。〇ちょっと厚めの新書だが、特別珍しいことやマニアックなことは書かれておらず、歴史新書好きの人にとっては、知識の再確認的な部分も多く、さほど苦労せずに最後まで読めてしまうと思う。〇叙述は最後まで淡々とした感じで、劇場型に盛り上げようとしている所は少ない。その一方文章は平明で、脱線はなく、おおむね経年経時的に叙述されていて、読みやすい。日記等の史料の引用も興味深い。好印象の本である。〇木戸の回想、手記等については、原田熊雄の日記等との比較で、矛盾、ごまかし、居直りを指摘されている所もあって、なかなか面白い。〇ちょっと残念なのは、木戸の私的生活史の記述がないので、人物像のイメージが浮かびにくいことで、最後になって、やっと侍従長による人物批評出てくるが、これはちょっと一面的、一方的で、木戸に気の毒である。なるほど、近衛同様に貴族的な弱さはあったかもしれないが、本書で読みとれる限りでは、仕事熱心で、事務処理能力の高い人のように思う。〇最後に4頁ほど、「歴史的な位置づけ」として、本書のサマリーと、木戸の歴史的役割、評価が書かれていて、読者に親切すぎるような感もある。〇まあ、木戸の政治生涯の最大の汚点は、後継首班に東条英機を指名してしまったことなのだろうが、これは木戸の回想によれば、「開戦も敗戦も避けられないと思ったので、皇族ではなく、東条を選んだ」であり、木戸の手記によると、「海軍の開戦同意がない状況で、東条が御前会議の白紙撤回に同意していた」からであり、本書は後者のほうを事実に近いとする。そうなると、一応合理的な判断・・???
によって 川田 稔
5つ星のうち (3 人の読者)

Josiah Elijah Free Books Literature 7

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